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COM杯報告<Stage2:英語弁論・日本語弁論の部> |
(2011,12,30, Friday) |
2011COM杯英語・日本語スピーチ大会で目指す最後の部門が弁論の部。
テーマ(2011年度はTies〜絆〜)について各々考え、制限時間内で構成し、聞き手に
伝わる言葉や表情でプレゼンテーションできるよう、思考錯誤と練習を重ねてこられ
たと思います。
この過程そのものが貴重ですが、舞台に立っての実際の経験が更にそれぞれを
成長させてくれたように毎年感じます。
英語弁論の部では、日本人中学生・高校生が世界共通言語の英語で等身大の思いを
しっかり聞かせてくれました。
銚子市長賞受賞の南莉音さん(匝瑳高校1年)は祖父母の戦争体験や広島への旅行を
きっかけに戦争や平和と向き合い、戦争が兵士の命だけでなく次につながる世代をも
奪うことや、自身がこれからの世界をつくる世代であるという自覚を、丁寧に語りました。
日本語弁論の部では、中国、ミャンマー、ベトナム、スリランカ、パキスタン出身の留学生・
一般の方が出場。
夢を叶え日本へ・銚子での生活に慣れ前向きに楽しむ様子・震災の中の戸惑いと銚子の
方との絆・高神小の子供たちとの交流の喜び・母国と日本の支援しあう縁など、大変興味
深く感動的でもありました。
優勝は、東京での親切な日本人との出会いを『一期一会と「絆」』と題しユーモア交えての
発表をされたバルニーさん。
聞いてもらえる場をネットでさがしCOM杯に辿りつき、松戸から参加してくださいました。
尚、審査時間を利用しての今年のアトラクションは、国籍混合によるチーム選で「いろは
かるた取り大会」に挑戦しました。
優勝チームには「縁」の色紙(長谷川育子書)です。
3月11日の震災後、多くの方々が、自身の中に様々な気持ちの芽生えや動きを経験され、
身近な人・遠くの知らない人を想う、これまでにない時を過ごされたと思います。
「絆」という言葉が、震災後まだ間もない頃に言われ始めたところに、人々の強さと暖かさ
を感じました。
たくさんの人に、たくさんの人の温かさが届いた2011年を力に、2012年が特別輝く年に
なりますように。
【嶋田】
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| COM杯 英語・日本語スピーチ大会 | BeCOM | 11:20 PM | comments (0) | trackback (0) | |
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