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師走の会2>参加者通信 |
(2010,12,18, Saturday) |
「ねれないな サンタきてきて プレゼント」
「大みそか おめでとうの日 あしたはね」
これは、前回お子さんたちが作った俳句の中の2句です。
どうですか?なかなかおもしろい句でしょう?
今、季節は冬ですので、最初、実感しやすく考えやすいように、
「冬」という言葉から連想される言葉を出し合い、その後作りました。
一人3句分の用紙を配布したのですが、わりとスムーズに
作っていたようです。
今回は、江戸時代豊後国に生まれ、儒学者で、教育者、漢詩人
でもあった広瀬淡窓の漢詩
「桂林荘雑詠示諸生」を県立銚子高等学校 外山日出男校長先生に
教えて頂きました。同校の生徒さんも来てくれ、最初にこの詩を暗唱
してくれました。素晴らしかったです。
お子さんたちにとっても励みになったことでしょう。
広瀬淡窓という名前は初めて聞くかもしれません。
深い考えをもち、更に着実に実践していった方のようです。
一度調べてみることもいいのではないでしょうか?
今年もあと2週間です。
今年もいろいろお世話になりました。
よいお年をお迎えください。
そして、お正月には「いろはかるた」「百人一首」等をご家族みんなで
楽しんで、日本語暗唱教室的お正月をお過ごしください。
【長谷川】
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| 日本語暗唱教室/大会 | BeCOM | 09:22 PM | comments (0) | trackback (0) | |
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師走の会>参加者通信より |
(2010,12,12, Sunday) |
今回は自分で俳句を作りました。
句会ですね。
どこか景色のいいところに出掛けて作る、という訳にはいきませんでしたので、
想像しながら・・・思い出しながら・・・作りました。
俳句には「季語」も必要ですが、今日は「季節をあらわす言葉」程度とし、
「季語」がなくとも、それはそれでいいとしました。
「うちの子はどんな俳句をつくったのかな?」と、思われる方はどうぞお子さんに
聞いてみてください。芭蕉顔負けのすばらしい俳句を作ったと思いますよ。
それぞれの一番の傑作と思われる作品は、句会のように、毛筆で色紙に書いて
あげたいと思います。
それを2月の暗唱大会後にプレゼントします。
どうぞ楽しみにしていてください。
俳句は数百年の歴史があります。
もともと「連歌」と呼ばれた詩の形式が、ユーモアの詩となり、「俳諧」と呼ばれる
ようになりました。16世紀の頃です。
その後、「発句」と呼ばれた「俳諧」の第1行目が独立、これが俳句のおこりだと
言われています。
この「俳句」の最初の偉大な作家が17世紀(江戸時代)の松尾芭蕉です。
昨年度の暗唱教室では、毎回最初に俳句を三句くらい暗唱しようということに
していました。
ですから、中には、松尾芭蕉や、与謝蕪村などなど、の名前を覚えている
お子さんもいるのではないでしょうか?
俳句は現在では、外国でも作られたり、国語の授業で学んだり、お子さん向けの
俳句コンクールがあったりして、けっこう盛んです。
家族で同じ「題」で俳句を作る、などもとても素敵ですね。
(それからお詫び 前回のおたよりで紹介した「のはら
うた」のCDですが、歌っているのは新沢としひこさん
ではありませんでした。失礼致しました。)
【長谷川】
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| 日本語暗唱教室/大会 | BeCOM | 09:50 PM | comments (0) | trackback (0) | |
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