Photo 特定非営利活動法人 国際教育推進プロジェクト BeCOM
BeCOMの毎日の活動の様子をお伝えしています♪

前回の『おくの細道』の芭蕉のような訳にはいきませんが、晩秋の東北をちょっと
旅してきました。今年は、秋になっても暑かったり、台風が来たりで、紅葉(こうよう)
はあまりきれいではありませんでした。しかしながら、朝夕の空気の冷たさや真っ赤
な紅葉(もみじ)の葉、並んでいる果物の豊富さに、東北の秋を感じて帰ってきました。

さて、今回は、毎年本教室に講師として来ていただいている清谷千郁先生の『枕草子』
です。今回は『枕草子』の中でも、「ものづくし」類聚章段のところです。『枕草子』の作者、
清少納言は皆さんもご存じのことと思います。よく、同じ平安時代の『源氏物語』の作者
紫式部と比べられます。二人とも朝廷に仕えていて、知性豊かな女性だったからでしょう。
『源氏物語』は物語、『枕草子』は随筆です。 
清少納言は、身のまわりの物や自然、生活や人間について、好奇心をもち、個性的で
細やかで鋭い観察力をもって表現し『枕草子』を完成させていったのだと思います。
もちろん、本教室では楽しく『枕草子』を音読していきますが、新しい6年の国語科教科書
では、『枕草子』を読んで、随筆を書く学習も登場しています。

【長谷川】

 
今日のいろは。「うゐのかぐやまけふこえて」でスタート  今日の講師は、清谷千郁先生(武蔵野大学 元 非常勤講師/市民講座講師)  
「青を昔は?みどり"と言っていました。今も使うね、あお虫やあお信号、あとは?」「あおりんご!」会場は拍手、男の子はニコニコ♪
  
休憩。しっかり立って深呼吸。肺も強くなって風邪に負けない!その後は「息を合わせて」立ち上がろう。前回より上手。

今日のおやつ♪

| 日本語暗唱教室/大会 | BeCOM | 11:03 AM | comments (0) | trackback (0) |


こんにちは。日暗担当の和泉です。
このところめっきり寒くなりましたが、皆さん冬支度はお済みでしょうか。

早いもので、今週末第四回日本語暗唱教室が開催されます。

日暗「霜月の会」
●日時‥ 11/19(土)10:00〜11:30(09:45受付開始)
●会場‥勤労コミセン
●課題‥「枕草子」(『物づくし』より抜粋)
●講師‥清谷千郁先生

参加者の皆さん、会場でお会いしましょう。

和泉


| 日本語暗唱教室/大会 | BeCOM | 12:45 AM | comments (0) | trackback (0) |


すっかり秋らしくなり、過ごしやすくなりました。
金木犀(きんもくせい)の香りが街角に漂っています。
先月の三之助さんの落語は楽しかったですね。あれから、ご家庭の方でも小噺が
聞かれたのではないでしょうか。
今回は、伊藤秀利先生(県立松尾高校校長)をお迎えしての講座で、俳聖と言われ
世界的にも知られている松尾芭蕉の『奥の細道』です。芭蕉は、江戸時代前期の人で、
プロの俳諧師です。江戸に住んでいたのですが、旅を好み、日本各地を訪ねながら
俳句を作っていったようです。今回の『奥の細道』は、江戸を出発し、東北の地方を弟子
の曽良と共に訪ねた旅行記です。
各地で作った俳句の中で、「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」という俳句は聞いたことが
あると思います。盛夏、山形県山寺の立石寺で読んだ句です。その他、今年世界遺産
に登録された平泉で読んだ句とかいろいろあります。
それまでの俳句は、戯れ歌のような部分もありましたが、芭蕉によって芸術性の極めて
高いものになったと言われています。
余談になりますが、俳句は五七五の十七音の世界で一番短い定型詩です。なぜこんな
短い詩が日本で生まれたのか、とても不思議ですよね。その理由として、蒸し暑い日本
の夏に、多くの言葉を使っていたら暑苦しい。そこで、言葉を最小限に切りつめた俳句が
誕生したとも言われています。
俳句の誕生は蒸し暑くて耐え難い日本の夏のおかげ?なのでしょうか。
【長谷川】

本日の講師 伊藤秀利先生。 「三里に灸すうるより・・・」疲れに効く三里というツボがこの辺
伊藤先生 三里!

講座前半・後半の間に呼吸法やストレッチ。体に新しい酸素が巡り、ほぐれてきました
深呼吸 ストレッチ

今日のおやつは干菓子!芭蕉の旅の足元にもきっとこんな落ち葉や木の実が。
今日のおやつ

| 日本語暗唱教室/大会 | BeCOM | 09:28 AM | comments (0) | trackback (0) |


<<次の記事 前の記事>>


▼カテゴリー
高校生あしたの銚子PJ

事務局通信

COM杯 英語・日本語スピーチ大会

日本語暗唱教室/大会

すきくる×犬吠WAON

PRコンテンツ作成事業

みんなでハグしよう!プロジェクト

Meet Meal Project

過去のページ
▼新着記事
▼アーカイブ
▼プロフィール
▼コメント
▼モバイル
モバイル
▼その他