◆ チャレンジショップ閉店に際して ◆
 

 
銚子市と私どもNPO法人BeCOMの協働事業として平成15年10月からはじまりました
「銚子市チャレンジショップ事業」も、この9月末で丸3年となりました。

節目となるこの時期に、本事業趣旨を見直し、
時代に即したよりよい支援のあり方を検討する必要があると考え、
この機会にチャレンジショップを閉店することといたしました。

市内空き店舗を積極的に活用し、
自身のビジネスモデルの成功を信じてチャレンジする人を支援するこの事業を通して、
これまでに9店舗が出店、6店舗が独立開業を果たし、現在でも継続して営業をすることができております。

銚子商業高校生が運営する「CHOSHO」は
起業家育成教育プログラムの一環として全国に先駆ける形での常設店舗運営に挑戦し、
甲子園出場によるオリジナル商品の人気が大きな話題を呼んだこと、
そして新商品「銚子三昧」の開発、商標登録の申請、販売など、幅広い経験をすることができました。

ショップ事業の副産物とも言えるボックスショップ「いまここ」には述べ59名が出店。
地域におけるコミュニティビジネスの芽生えとなり、
人が集まる仕掛け作りのひとつとしてご提案をさせていただきました。

ひとえに出店者自身の努力による成功であることは間違いありませんが、
本事業にかかわる多くの皆様のご支援のおかげと、改めまして心から御礼申し上げる次第です。

チャレンジショップ事業の「今から ここから」というスローガンのもと、
私ども事業の運営に携わりましたNPO法人BeCOM一同、
豊かなコミュニケーションが実感できる社会環境作りの一助となることを目指して、
引き続きさまざまな活動をしてまいりたいと考えます。

重ねまして御礼を申し上げますと共に、
今後とも変わらぬご指導をいただけますよう、お願い申し上げます。

平成18年8月