わたしたちの本棚 2024年8月
わたしたちの本棚 2024年8月
こども達がたくさんの本と出会い、言葉や文章そして人に触れ、楽しく読んだり、書いたり、伝えたりできる場を地域に、と考え、「ことばの冒険事業」をスタートして8年目を迎えました。
今年も小学1年生から4年生を対象に開講します。詳しくは8月末にサイトにて!
\今月の「わたしたちの本棚」は、「ことばの冒険の部屋」の中心である長谷川育子先生にとっての特別な2冊をご紹介します!/
こども達も多くの本と、そして自分にとっての特別な1冊と出会えますように♪
▷『クヌギおやじの百万年』工藤直子 文/今森光彦 写真
自身のバイブルとも言える1冊とのこと。雑木林の長老“クヌギおやじ”が語る、森の仲間たちの詩と、自然の豊かさをとらえた写真で、宇宙の広さ、時間、においまで感じられるかのような写真詩集です。
▷『クシュラの奇跡~140冊の絵本との日々~』ドロシー・バトラー著
重い障害をもって生まれたクシュラに、母親が続けた読み聞かせがもたらした奇跡の実話。本の力、関わる人々の力、そして、クシュラの語彙力、内面の成長を、記録、考察し、書籍化した祖母(著者)、その全てに感銘を受けた1冊だそうです。